iPhoneには防水機能が備わっているものの、水没による故障のリスクはゼロではありません。この記事では、iPhoneが水没したときによくみられる症状と修理に出す前に試したい応急処置、応急処置後に修理が必要なケースを紹介します。万が一大切なiPhoneを水没させてしまったときに、慌てて対応してしまうと、状態を悪化させてしまう危険もあるため、いざというときにぜひ参考にしてください。
iPhoneが水没したときによくみられる症状4選
iPhoneが水没したときによくみられる症状を4つ紹介します。
iPhoneの電源がつかなくなる
iPhoneが水没したときによくみられる症状の1つ目は、電源がつかなくなる不具合です。iPhoneに内蔵されたバッテリーや基盤が水に濡れるとショートしてしまったり、錆びついてしまったりなどして、正常に動作しなくなることがあります。電源が入ったとしても、アップルのロゴマークが繰り返し表示される、リンゴループ状態になると、リカバリーやアップデートでは改善できないでしょう。
iPhone本体が発熱する
iPhoneが水没したときによくみられる症状の2つ目は、電源が入ってもiPhone本体が異常に熱くなる症状が現れることがあります。iPhone内部が濡れた状態になると、基盤が破損して電流が正常に流れなくなるのが原因です。高温の状態が続くのは危険度が高く、場合によってはバッテリーが着火する恐れもあるため、十分に注意してください。
ディスプレイの表示がおかしくなる
iPhoneが水没したときによくみられる症状の3つ目は、ディスプレイの表示がおかしくなる不具合です。光ムラや色ムラ、水シミ、水玉模様の影などが画面に現れる、タッチパネルが反応しない、画面が全く映らない、または部分的に表示されない場所があるなど、さまざまな液晶不良が発生します。
スピーカーの音が正常に再生されない
iPhoneが水没したときによくみられる症状の4つ目は、スピーカーの音が正常に再生されない不具合が発生することがあります。スピーカーに水滴が付着して動作不良が生じると、こもった音や音割れ、ノイズが聞こえる、音が全く聞こえないといったトラブルが現れます。
iPhoneが水没したときに試したい応急処置
水没による故障の悪化を防ぐために、適切な対処法を実践してみましょう。
まずはiPhoneの電源をoffにする
iPhoneを水没させてしまったら、まずは電源をoffにしましょう。iPhone内部が水で濡れた状態で電源が入ったままだと、基盤がショートして故障箇所の悪化を招く恐れがあります。最悪の場合、致命的なダメージを受けてデータが消失して、復旧が難しくなる可能性もあるので、水没直後は電源が入るか確認作業は行わず、ショートを引き起こす行動は避けてください。
水分を念入りに拭き取る
iPhoneの電源を切り、ケースやアクセサリを外したら、本体についた水分を念入りに拭き取ります。水分を拭き取るときは、糸くずが出なくて、水分をよく吸収する素材でできたクロスやハンカチを使うようにしましょう。ホームボタンやスピーカー、イヤホンジャック、充電口などに水分が残っていると、内部に水分が侵入しやすくなるため、特に丁寧に拭くことを心がけてください。
SIMカードを取り出す
本体表面の水分が拭き取れたら、大切な情報が保存されたSIMカードをトレイから取り出して、十分に拭き取る必要があります。SIMカードが濡れたままだと、錆びついて故障の原因になる恐れもあるので、柔らかい布で優しく拭き取ります。
乾燥剤を使いiPhoneを乾燥させる
表面に付着した水分は拭き取りで取り除けますが、内部に侵入した水分を除去するのは容易ではありません。本来なら修理店に持っていき、内部を拭き取ってもらうのがベストですが、すぐに修理にいけない場合は、風通しのよい環境で自然乾燥、またはタッパーや保存バッグなど密封容器に乾燥剤を入れて乾燥させます。
iPhoneが水没したときに修理が必要なケース
水没したiPhoneを修理するには、修理店に持ち込む、またはApple正規店に修理を依頼する方法があります。水没による不具合は放置せず、修理を依頼するのが一番です。
応急処置後に正常に動作しない場合は修理に出す
応急処置を施しても正常に動作しない場合は、できるだけ早く修理店で修理してもらうことをおすすめします。応急処置を行ったうえで早めに修理に持ち込めば、甚大な被害がない限り、復旧できる可能性はあります。
正常に動作しても点検修理に
しっかり乾かした後に電源を入れて正常に動作するようなら、すぐにバックアップを取っておくようにしてください。応急処置を行っても、日が経ってから動作しなくなる恐れもあるので、バックアップがあれば復元できる可能性が高まります。水没によるダメージが悪化してしまう前に、修理店に点検修理に出しましょう。
まとめ
どんなに気を付けていても、iPhoneを落水させてしまうことはあります。応急処置でデータ消失といった最悪の事態は免れたと思っていても、内部に水分が残っていれば基盤の腐食が進行する可能性は否定できません。iPhoneを水没させてしまったときは、時間が経過するごとに新たな故障を引き起こす危険があるため、できる限り速やかに修理に出すことが肝心です。

